会社経営やそれに類した人ならご存知の、法人番号。
私は小さな会社の総務・経理を担当しているので、法人番号を管理するのも私のお仕事です。
金庫に入れて大事に保管していますが・・・
よーく考えてみると、法人番号について何も知らない!
これはいけない!と、いうことで、法人番号について調べてみました。
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法人番号もマイナンバー?
そうなんです。
法人番号も個人番号同様マイナンバーなんです。
マイナンバーは2種類あり、国民全員に割り当てられるのが個人番号で、法人に割り当てられるのが法人番号なんです。
ほほすべての通常の株式会社・有限会社・合資会社などはもちろん、国の機関・地方公共団体・協同組合や医療法人などの設立登記を行った法人に付与されます。
ただ、該当しなくても希望すれば付与してくれるみたいです。
法人番号と個人番号の違いって何?
一番わかりやすい違いは、個人番号が12桁に対して、法人番号は13桁です。
パッとみて、すぐわかる違いですね。
あとは、個人番号はランダムに決められていますが、法人番号は規則性があるんですよ。
法人は設立登記をすると12桁の「会社法人番号」が与えられるのですが、それの最初に1桁を加えたのがマイナンバーの法人番号になるんです。
へ~、知らなかった!!!
知らないじゃいけないんですけどね。
そして大きな違いは、法人番号には利用範囲の制約がないんです!
つまり、個人番号は重要な個人情報であり、漏えいや悪用がないように利用範囲が限定されているので、法令違反があった場合、マイナンバー法で罰則が定められています。
それに対し、法人番号は誰でも自由に使うことが可能なのです。
これは、びっくりです。
法人番号の公開されている?使い道は?
法人番号は個人番号と違い、公表されています。
国税庁の法人番号公表サイトから簡単に検索できちゃうんです。
法人番号や会社名、住所がわかります。
使い道としましては・・・
正直、よくわかりません。
ただ、個人番号と同じように、情報の集約や業務の効率化がメインのようです。
しかし、平成35年10月1日から「インボイス制度(適格請求書等保存様式)」というものが導入されるらしいのです。
私は初めて聞く名前ですが、みなさん知ってました?
ちょっと難しいので、詳細はまた調べてから・・・と言うことで、今回は勘弁してくださいね。
ただ、そこに記入する登録番号なるものが「T+法人番号」らしいので、法人番号が大事になってくるみたいです。
すみません。ざっくりで。
あとは、各種申告書の作成時に記入したり、銀行やらで聞かれたり記入させられたりと、やはり個人番号と同じですね。
まとめ
法人番号は、個人番号同様のマイナンバーでありますが、取り扱い方法は全く違うものだということです。
せっかく金庫で大事に管理してるのに~
経理の現場で、現時点で実際に法人番号が活用されている実感は、個人番号ほど、はっきり言ってありません。
きっとこれから実感し、便利だな~と思う日がくるのでしょう。
なんらかの参考になさっていただければ、幸いです。
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