マイナンバー制度は2015年から開始され、国民全員にマイナンバーに関する通知が一斉に送られました。

みなさんマイナンバーカードは作りましたか?

ちなみに私は、ふるさと納税の申請をする際にマイナンバーカードが必要となり、取得してきました。

今回は、マイナンバーカードのメリット・デメリットなどの疑問を徹底的に解決していきたいと思います。

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マイナンバーカードを作成するメリットは?

まずはマイナンバーカードを作成するメリットを挙げてみます。

1. 写真入りの身分証明書として使える

カードを作成するメリット1つ目は、マイナンバーカードが身分証明書の代わりになることです。

特に都内で暮らす方は、免許証を持っていない方が多いと思います。

小型二輪も安くて約20000円、パスポートの取得も11,000円と作成するのにお金がかかります。

ですがこのマイナンバーカードは、今ならなんと無料で作る事ができます。

写真入りなので、免許証と同様に身分証明書として利用することができます。

2. 住民票などの各種証明書の発行を簡略化できる

メリット2つ目は、住民票など各種証明書の発行を簡略化することができます。

特にサラリーマンの方は今まで午前・午後休を取って役所に発行しに行っていた書類を、コンビニなどのマルチコピー機にて発行することが出来ます。

これは非常に便利だと思います。

3.今後さらに便利になる予定

マイナンバーカードは現在、主に税・社会保障などに関する分野で使用されています。

災害にあった時の支援金や児童手当など、金銭的支援を受ける際や、e-tax(電子申告)を利用した確定申告時などが該当します。

地方自治体では図書カードなど、地方自治体が発行しているカードの一元化を進めているところもあります。

2020年には健康保険証の機能も搭載を予定しており、これからますます便利なカードになっていくでしょう。

マイナンバーカードのデメリット・注意点は?

次にマイナンバーカードを申請するデメリットをお伝えします。

1. 紛失のリスクが増える

マイナンバーの通知書は持ち歩く人はあまりいないと思います。

でもマイナンバーは身分証明書として使えるため、持ち歩く人もいると思います。

したがってマイナンバーカードを作成するとカードを紛失したときにマイナンバーが漏洩する可能性があります。

たとえばマイナンバーカードを財布に入れていて財布を無くした場合、マイナンバーカードのコピーを取るためにコンビニのプリンタで印刷してそのまま置き忘れた場合など。

生涯同じ数字を使い続けるので、マイナンバーは他人にむやみに教えてはいけません。

街頭アンケートや詐欺サイト・詐欺メールなどでマイナンバーを問われることがあるかもしれませんが、絶対に教えないようにしましょう。

2. 受け取りがめんどくさい

次にマイナンバーカードの作成と受け取りについてです。

たとえばクレジットカードなどを申し込むとカードが郵送されてきますよね?

マイナンバーカードは郵送されてきません。

大事な個人情報だから政府も郵送で送るわけにもいかないのでしょう。

自分で市役所に取りに行く必要があります。

会社員の場合、平日は仕事なので基本有給を取るなどして取りに行かなければなりません。

ほとんどの市役所は平日しかやってないのでサラリーマンの場合はマイナンバーを受け取るのが大変です。

ただ土曜日なら受け取れる市役所もありますのでこちらの記事で確認してみてください。

3. 個人情報について

ちなみにマイナンバーカードを作成すると個人番号により税関係などのいろいろな情報が紐づけられ、個人情報が筒抜けになるからそれを拒否したくて作らないという人がいるかもしれません。

ですがマイナンバーを交付された時点ですでに国民一人一人にマイナンバーは割り当てられており、カードを作るかどうかで情報が紐づけられるかが決まるわけではありません。

したがってマイナンバーを作らないことで情報を隠せると思ったら大間違いです。

結局マイナンバーカードは作った方がいいのか?

マイナンバーを作ることにはさまざまなメリットがありますがデメリットはほとんどないと言っていいと思います。

中でも住民票や各種証明書をコンビニで簡単に発行できるのは非常に便利です。

また、健康保険証と一体化するなど今後も使えるサービスが増えてどんどん便利になっていく予定です。

したがって損得で考えるのであればマイナンバーは作った方がいいでしょう。

3.マイナンバーカードの作り方は?

マイナンバーカードは現在、郵送・パソコン・スマホ・対応しているまちなか写真機から申請することができます。

パソコン・スマホでの申請は約10分でできます。

各申請後、約2~3週間でお住いの市区町村から交付通知書が届きます。

これに記載されている、指定された役所でマイナンバーカードを受け取る事ができます。

まとめ

マイナンバー制度が始まってから約3年、普及率は10.7%とあまり芳しい数字ではありません。

現在は税・社会保障などに加え、証明書の発行・身分証明書に機能が限られていますが、今後更に充実した機能が搭載される予定です。

上記にもありますが、ふるさと納税や確定申告など、提出しなければいけない場面も増えてきます。

作っておいて損はないものなので、年末年始など込み合う期間の前に、申請・作成することをお奨めします。

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